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高麗庵清六窯 佐賀県 有田焼 高麗庵清六窯 佐賀県・有田焼

高麗庵清六窯こうらいあんせいろくがま

 

プロフィール

JR佐世保線有田駅から車で約5分、または西九州自動車道波佐見有田インターチェンジから車で約10分。車から降りると空気がとても清爽で、のどかな雰囲気がします。故・中村清六さんは、長崎県波佐見町に生まれ、ロクロを回し始め、白磁の技術を極めるために、有田へ移りました。そこで、当時の有田工業高校の指導員となり、教える一方で、初代奥川忠右衛門氏に出会い、技に触れ、自らもロクロの修行を重ねました。独立を決め、昭和41年、有田の地に「高麗庵清六窯」を開きました。長年、意欲的に取り組み、ロクロの名工として知れ渡りました。非常に優れた技術で、平成二年、佐賀県重要無形文化財白磁保持者に指定されました。展示場では、清々しい印象の白磁、和紙染、そして染付の作品が存在感を持ちつつ、上品に飾られています。それは、一つ一つ手作りの温もりがやわらかく伝わってきます。現在は、長女の恵美子さんと、御子息の清吾さんが窯主として活動します。高麗庵清六窯の器は、JR九州クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の車内に提供されます。

【TEL】 0955-42-2432
【住所】 〒844-0027 佐賀県西松浦郡有田町南原甲1101

作家

中村清六
ロクロ一筋70年以上、日本の白磁を作ります。
平成2年、佐賀県重要無形文化財陶芸白磁の保持者に指定されます。

中村恵美子
白磁の名匠・中村清六さんの長女。
白い地肌に、美しく整然とした染付や和紙染めを施します。

中村清吾
佐賀県有田町の高麗庵清六窯にて作陶。
丹念なロクロで、内から外に向けて豊かな拡がりを作り、バリエーションを感じさせます。