嬉野市轟小学校から約3.2kmの山合いで、登り口に窯の案内用の看板があります。車で坂道をゆっくり上ると、見渡す限りの茶畑の景色、遠くにはうっすらと描く美しい稜線に囲まれた自然豊かな景色が見え、気持ちを落ち着かせます。野中氏は、佐賀県嬉野町の琥山窯にて修行。その後、独立して、平成8年に、この地にひらく窯を築窯。野中氏の天目および白磁の作品とご夫人の小夜子さんが手掛けた黒や緑の生地に草花を描いたお皿、カップ、ぐい呑みなどを展示。各地にて、個展を開催。気品漂う器づくりに、今日も磨きをかけ続けます。
【TEL】 0954-23-4054
【住所】 〒843-0234 佐賀県武雄市東川登町大字袴町15309
野中拓
琥山窯にて小野珀子及び小野祥瓷に師事。
平成10年入選作の「天目刀波紋深鉢」が宮内庁に買い上げられ、天目の作陶への大きな励みとなります。