丹波陶磁は、舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口インターチェンジより車で約20分。多紀連山の稜線や田園風景が美しく、自然の移り変わりを肌で感じられるところです。加古氏は、京都市に生まれ、嵯峨美術短期大学陶芸科卒業後、陶芸家として活動を開始。日本の原始風景の残る兵庫県篠山市上篠山の地に惹かれ、古民家を改装し工房とし、築180年あまりの土蔵を展示場としています。そこは、暮らしの中に自然とやきものが存在するかのように溶け込んでいます。日本のやきものは古来より風土が作り出しているもの。ここ咲月荘で作られる焼き物も、この地でしか作り出せないものです。東京池袋東武をはじめ、各地で個展を開催し、モダンなデザインと釉薬の美しい流れは高い評価を受けます。
【TEL】 079-506-6703
【住所】 〒669-2534 兵庫県丹波篠山市上筱見299
加古勝己
兵庫県篠山市上筱見にて作陶。既成概念に捉われずに、独創的な造形美と安定感が評価されます。
モダンな感覚と昔からあるような懐かしさの併存が特徴。