>> 笠間焼
北関東自動車道友部ICより車で約10分。茨城県笠間市は、茨城県の中部に位置し、千年以上の歴史を持つ笠間稲荷神社があり、また笠間城の城下町として栄えました。また、江戸時代から作られ始めたと言われる笠間焼の産地として知られます。寺本氏は、九谷で絵付けの修行をした後、昭和51年、茨城県笠間の地に窯を築きました。この地を選んだのは、良質な土がとれ、昔からある窯が多くないため、形式にとらわれずに作陶に集中できると考えたからです。工房には、銀彩、焼き締め、黒釉、象嵌、彩文土器など、独自に考案した様々な作風がみられます。電気窯、ガス窯のほかに、斜面を利用した登り窯があり、特大のオブジェも制作します。毎年、ゴールデンウィークに開かれる笠間の陶炎祭りひまつりに、出店します。
【TEL】 0296-72-5915
【住所】 〒309-1622 茨城県笠間市南吉原406
寺本守
茨城県笠間に窯を築いた先駆者。
既成の考え方にとらわれず、自由な発想で大胆なデザインを具現化する現代笠間焼の匠。