信楽焼荒川陶房は、新名神高速道路信楽インターチェンジから車で約20分。そこは自然豊かな滋賀県南部の高原地域にあり、夏は比較的涼しく、冬は氷下まで下がる気候です。信楽町は古くから焼物の産地として知られ、京都府、奈良県、三重県と接っているため、かねてから人々が行き来する交通の拠点です。現在は、新名神高速道路の信楽インターチェンジも出来て、便利な場所です。春の桜や秋の紅葉は美しく、さらに紫香楽宮跡などの景勝地や県立陶芸の森、MIHO MUSEUMなどもあり、たくさんの観光客が訪れます。荒川氏は、信楽町で陶芸修行の後、独立して窯を築きました。工房には地上型の穴窯があり作品を詰めて、赤松の薪で五日間焼きます。穴窯の作品は、窯の置き場所や詰め方によって様々な色合いになります。火色、窯変、ならびに自然釉の壷や花入、酒器などが生み出されます。穴窯特有の力強い焼き上がり、美しく手の温もりが伝わる形。多様な信楽焼をお楽しみ下さい。
【TEL】 0748-82-3870
【住所】 〒529-1836 滋賀県甲賀市信楽町柞原827-52
荒川智
陶芸を志し、信楽町にて作陶。
穴窯で焼成し、素朴な火色や焦げ、そして、穏やかな自然釉が特徴。