佐賀県鹿島市生まれ。愛知県立瀬戸窯業専修校で窯業の基礎を学ぶ。
京都にて、天目釉の第一人者木村盛和先生に師事。七年間の修行の後、故郷に戻り、開窯。
はじめは、多良岳の岩石を砕いて作った釉薬で、禾目や油滴などの様々な種類の天目を制作。
その後、修行時代に中国宋代の耀州窯の青磁にひかれていた青磁の制作へ転向。深みのある緑色を求めて、長年、試行錯誤を繰り返しました。
貼り付け文様や、片切り彫(表面に外側から削り段をつける)技法で、草花の模様が立体のように浮かび上がります。作品は彫りや貼花による躍動感ある模様と輝きのある色合いが感じられます。
日本伝統工芸展二十五回入選。また、西日本陶芸美術展、西部伝統工芸展などの公募展に多数入選。
優れた技術と豊かな感性で、現代の青磁を作ります。
日本工芸会正会員
佐賀県陶芸協会 理事
〒849-1322
佐賀県鹿島市浜町甲4050-3
TEL : 0954-63-2029